霧越観測所 弐― 書庫(目次のみ現存)―

※本所注記:目次だけが残り、記録の本体は、うつしを取る前に失われた。目次から察するに、弐は「音」を観測していたらしい。

目次の裏に、走り書きが一行だけ残っている。
「第四章、書き直すこと。鳴らないのではない。こちらに聞こえていないだけである。

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